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子ども自然ふれあいフェスタ2001
スタッフテキスト&活動報告

 
コンセプト


  21世紀が始まりました。20世紀は、科学と文明の時代。そして21世紀は自然と環境の時代。自然の楽しさ見つけませんか。自然のすばらしさをいっぱい感じませんか。
 私たち人類が自然の一員であることを忘れたとき、どんな未来が待っているのでしょうか。自然を知らない子ども達で満たされるときこの地球はどうなるのでしょうか。自然のなかでゆっくり過ごしてもらいたい。自然といっぱい遊んでもらいたい。自然のこと、環境のこと、私たち人間のことをしっかり見つめてもらいたい。そしてこの自然を大好きになってもらいたい。子ども達に贈る自然からのメッセージ、今届けます。
●ネイチャーゲームを中心として、子どもたちに自然のすばらしさを伝えていきます。
●ネイチャーゲーム、野外炊飯、クラフトを自然体験活動の柱にします。
●チャレンジ バイ チョイス;子ども達自身が選択できるようにプログラムを組んでいきます。(そのプログラムに参加するかしないかも含めて)
※そのためにはプログラムに参加したくなるような雰囲気作り、支援が大切
※参加するもの、参加しないものの子ども達の把握をきちんと行います。
 
プロット

日時 2002年1月12日(土曜日)13:30受付(14:00開始)
       〜1月13日(日曜日)15:30終了 雨天決行
場所 福山少年自然の家
参加対象者  小学生以上の子ども達50名
スタッフ
 運営委員長  宮本雅行(ネイチャーネーム;もやさん)
 ディレクター 川上雅弘(ネイチャーネーム;まろさん)
 マネージャー 秋山 浩三
 カウンセラー総チーフ 佐藤、井田、 
 プログラム担当 各プログラムをみてください/調整中
◎チーフ指導員■チーフカウンセラー
○サブチーフ指導員□サブチーフカウンセラー△泊まりなし
スタッフ 総人数
69
人数中学小6小5小4小3小2小1幼児
15(10/5)前泊954(20/34)4(3/1)5(1/4)(2/5)(2/1)(4/8)(6/9)(2/6)1(1/)
1班宮本、村上7(2/5)/1
1/
/21/1/21/
2班△井田植村 96(3/3)
1//1
1/1/21/
3班◎小笠原、△神永6(2/4)
/1
/1/12/1/1
4班宗片、名越6(3/3)1/
/1
1/
/21/
5班大津、村上姉7(2/5)
/1/11//11/1/1
6班佐藤、山崎6(3/3)1/
/1
1/11/1

7班秋山7(3/4)
/11/11/1/1
/1
8班玉木、○川上6(2/4)1//1

/11/1/1

報告
 12日当日になって、スタッフ2名の追加がありました。そしてスタッフ2名の子どもも追加になり(うち1名は、秘密の幼児でしたが)、若い女性のスタッフが増えて「ラッキー」と思いつつ、参加者キャンセル1名のスタッフ15名、参加者54名で行うことになりました。


活動の流れ
前泊  スタッフ会議と下見/参加できるスタッフで
○1月12日(土曜日)
受付と開会式 自然があなたを待ってます●参加受付/インフォメーション/部屋移動
午後 たっぷりどっぷり自然の中へ●ネイチャーゲーム
夕方 夕べの集い●健康観察と仲間づくりゲーム
  ファンタスチックナイト●星空観察(ファンタジースター)、夜のネイチャーゲーム、イニィピーファイヤー
就寝 就寝とスタッフ会議
○1月13日(日曜日)
早朝 鳥たちの世界へ出かけよう●バードウォッチングをテーマとしたアクティビティ(バードツアー)
午前 自然からのおみやげ●ネイチャークラフト
  自然の中で料理を作ろう●野外炊飯
午後 感動をいつまでも●森のお話(できたものを絵本にしてHPにのせる)/大地の窓
閉会式  さよならまたあえるといいね
終了後 片づけと反省会
事前準備

準備物 □発熱剤/人数分×2+予備(購入) □バンダナ/班の数の色×班の人数+予備(布を購入して切断60×60) 
      □救急セット □ゲーム用のカード□ゲーム道具/名札作成(   )

プログラムと具体案
1月11日(金)前泊 福山少年自然の家

活動の概要  可能な人は前泊して打ち合わせをします
流れ   
@ 17:00〜入れるときに 入所/早く入れる人は17時には入っていてください。
A 状況に応じてうち合わせと下見
 
報告
 まず最初に川上が入り、宗方さん、玉井さんがやってきました。19時11分の列車で植村さん、玉井さんがやってきました。食事は、少年自然お家の食堂の店長さんが、スタッフの入所がバラバラということでおでんを作ってくださっていました。卓上コンロを用意していてくださり、暖かいのをおいしくいただきました。第1回目のスタッフ会議が終わった頃、大津さん、宮本さんが入ってきて、全員集合です。
 外にでて、まずは「イニピィファイヤー」の練習をやってみました。なかなかいい雰囲気で、「これならいける!!」と感じました。練習を終わった後2回目のスタッフ会議です。時間もいい時間になっており、話に熱が入っていました。!?

1月12日(土)子ども自然ふれあいフェスタ2001

前泊 打ち合わせ、下見、リハーサル
10:00{スタッフ集合}福山少年自然の家・大研修室( 川上 )
○施設との打ち合わせ(川上)
○今日の流れの打ち合わせ(宮本)
○準備/受付・活動用具(大津)
○11:30昼食/食堂
 
報告
6:00スタッフがぼつぼつ起き始めました。6:30空はまだ暗く、鳥の声もしていません。6:45空が白みはじめました。これなら何とかいけそうだ、ということで、下見に出かけることにしました。2コースに分かれて下見を行いました。この時間になると鳥もたくさん鳴き始め、鳥の姿もたくさん見ることができました。山の中も下草が枯れていて中にも入っていけそうで、いい感じでした。立岩(大きな岩がある場所の名称)に、注連縄が飾ってあったのには少しびっくりです。そして地域の人が池の周りの草刈りをしていたのに出会い、「朝早くからご苦労様」という感じでした。
 食事
 食事が終わると、室内の会場準備に取りかかりました。しかしまあ、なんと余分な荷物の多いこと。我ながらいやになりますね。そうこうしているうちに10時が近づき、佐藤さん、神永さんが入ってきました。
 3グループに分かれて活動の準備に入りました。大津さんたちは、大地の窓に使う落ち葉を山から集めました。佐藤さんたちは、イニィピファイヤーに使う小枝を集めました。そして宮本さんを中心として、ファンタジースターの星座づくりです。ああでもない、こうでもないといいながら、途中から施設の専門員の方に入ってもらい、やっと組み立てました。で、結論としては、地平線を手前(みる場所のほう)にして、シャッターを下ろす感じで作ったのですが、星座の関係が少し違っていました。地平線を向こう側(みる場所の反対側)にするか、鏡像で作らなければならなかったようですが、残念ながら確かめる時間はありませんでした。
 突発事態の発生です。というか、2名スタッフに入りたい、子どもも参加させたいといって来ました。宮本さんと話し合い、施設とも食事の関係を調整して、OKということになりました。


13:30{受付}2階ロビー
活動の概要 受付
準備物   □参加者名簿□筆記用具□領収書□メモ用紙□バンダナ□書類入れの箱
流れ
1.参加者名簿にチェックし、参加費3000円を受け取る。(秋山)
2.健康状態について確認する。(佐藤)
3.班ごとの色のバンダナを渡す。(井田、神永)
4.名札制作と会場への案内(玉木、山崎)
スタッフの次の準備 ○開村式の準備○本部荷物の準備(大津ほか)
 
14:00/30分{自然があなたを待ってます} 大研修室(進行;/山崎)
活動の概要 開村式
流れ
1.班ごとに整列(宗方、)
2.テーマソングの練習/この星で(宮本)
3.開会宣言
4.テーマソング/この星で(宮本)
5.スタッフの紹介/自己紹介
6.主催者挨拶/読み聞かせを含めて(宮本)
7.インフォメーション(川上)
●生活の仕方
・施設の決まりを守ってください。
・時間を守って。
・活動した後はきちんと片づけよう
・わからないことがあったらスタッフに聞いてください。

●活動での留意点
・自分の健康は、自分で守るのが原則です。調子の悪いときは早めにスタッフにいってください。
・活動に参加するのもしないのもあなたが選びます。チャレンジ バイ チョイス。でもあなたの行動にはあなたが責任を持つことを忘れないで。
・この活動を楽しくする秘訣はたった一つ。それはみんなと仲良くすることです。そのためには、他の人の気持ちを考えてください。活動の楽しさはスタッフにお任せください。

8.閉会宣言/保護者の解散と迎えの案内
●1月13日15:00すぎに迎えにきてください
9.宿舎移動/荷物の整理(カウンセラー)/三角棟 
スタッフの次の準備 ○用具の準備○本部の準備○テントの準備
 
報告
 14時。予定時刻になりました。参加者も集まり、いよいよふれあいフェスタ2001の開始です。山崎さんの司会で、開会式が始まりました。主催者の挨拶の中で、「おじちゃんの大地への祈り」という絵本を読み聞かせました。閉会式にもこの絵本を読みます。今回のイベントを通して子どもたちが絵本の内容の受け止め方がどのように変わっていくか、それが一つのポイントになります。
 さて、宮本さん曰く、「練習では、10分で読めたけど、子どもたちを目の前にすると、15分かかったなあ」でした。

宮本さんが使った絵本のストーリー
おじちゃんの大地への祈り
ダグラス・ウッド作 P.J.リンチ絵

 ぼくが まだ小さかった頃 ぼくの一番の友達は おじいちゃんだった。 おじいちゃんと一緒だと 世界は本当に素晴らしいものだった。
 おじいちゃんとぼくは、森の中を一緒に歩くのが、大好きだった。ぼく達は、あまり遠くに行ったり、大急ぎで歩いたり、むりやり先に進んだりはしなかった。
 森の中を歩きながら、おじいちゃんに色んなことをたずねた。
「おじいちゃん、なぜそうなの?」とか「じゃあどうなの?」とか「そんなことあるの?」ってぐあいに。
 ある日ぼくは、「祈りってなあに?」とおじいちゃんにたずねた。
 長い間おじいちゃんはだまったままだった。森の中の一番背の高い木のところに来て、はじめて口を開いた。おじいちゃんの答えはこんな問いかけだった。
「ぼうや、知ってたかい?木が祈るってことを」とおじいさんはささやいた。
ぼくは、じっと耳をすましてみた。だけど祈りは聞こえなかった。
「ごらん、木は空に向かってのびているだろう。のびてのびて、雲や太陽や月や星々にまでとどこうとしてる。祈りがあるから天までとどこうとしてるんじゃないかな?」
ぼくは、コケのはえた古い岩の上に腰かけて、木のことを考え、木の祈りに耳をすませていた。 
「岩も、祈るんだよ。小石も丸石も雨や風にさらされてきた丘も、祈っているんだよ。みんな、じっとして何も言わない。その二つは祈るために大切なことなんだ。」
ぼくは、じっと岩のことを考えた。それから小石を一つ拾ってポケットの中にしまった。
 もう少し先に行くと、小さなせせらぎがあった。水しぶきを上げながら勢いよく流れ、小さな魚が、木陰の下で体を休めていた。
「せせらぎも、祈るの?おじいちゃん」
「祈るよ。湖だって、川だって、水はみんな祈るんだ。ある時は岩のように静かに祈る。水はじっとそこにとどまり、おだやかに、雲や鳥や夕日や一番星をうつしだしている。」
「また、水は、動きながら祈ることだってある。はるばる大地の旅をして、海に出る。それから空に登って、また同じ旅をくり返す」
「大きな笑い声をたてたり、友達の岩にほほえみかけて祈ったり、踊ったり空中に飛び上がって落ちたりして祈るときもある。」
「これらは、みんな祈りなんだ。でもそれだけじゃない。」
「背の高い草は、大空の下で、茎をそよがせながら祈り、花はあまい香りをただよわせて祈り。」
「風は、ささやいたり、うなったり、ため息をついたりして祈る。それは、祈りを捧げると同時に、成果を歌っているのだよ。」
「鳥は、朝一番に歌を歌うときに祈り、その歌が始まる直前の静けさの中で祈る。夕日が沈むときのコマドリの最後の歌は、夕べの祈り。」
「世界のすべてのものが祈っている。森の中をすり抜けたり、水の中できらりと光ってみたり、山を登ったり、雲の中へ舞い上がったり、大地の中にもぐったりして。」
「それぞれのいのちが、すべてのいのちに美しさを与える、その恩恵が祈りなのだ」
 それから、おじいちゃんとぼくは、だまっていた。おじいちゃんは、遠くを見つめていて、ぼくは、おじいちゃんが岩や木や草や鳥や花について話してくれたことを考えていた。最後に、人間の祈りについてたずねた。
 おじいちゃんはにっこりして、ぼくの髪を指でかき分けながら、言った。
「人間は、あらゆるものの中で、一番素晴らしい祈りをするんだよ」と
「腰をかがめて、小さな花のにおいをかぐことも祈りだ」
「だまって、日の出をながめながら、大地がしだいに変わっていくのに気づきながら、新しい一日に『おはよう』っていうのも、人間が大昔からしてきた祈りだ」
「冬、雪の降り積もった森の中に立って、自分のはく息が、世界の息と一つになって行くのを見つめるのも、祈りとなる」
「作曲をしたり、絵を描いたりするのだって、やはりお祈りなんだ」
「テーブルを囲んで、家族や友達と、互いに手を握り、自分たちが守られていることを、しっかりと心に刻みながら、感謝の心をもつことは、一番立派な祈りの一つだ」
「悲しかったり、病気だったり、さみしかったりどうすることもできないほど難しいことをかかえていたりすると、人間は祈る。そんなとき、親や祖先から教わった言葉で、祈ることもあるかも知れないが、人はしばしば自分自身の言葉で祈る。覚えておいて欲しいのは、本当に純粋に心から出てきたものは、いつでも正しいものだと言うことだ」
 ぼく達は、ずいぶん遠くまで歩いてきた。おじいちゃんは、もう帰らなければと言った。ぼくは、もう一つ、どうしてもたずねなくちゃならないことがあった。
「おじいちゃん、ぼく達の祈りは、こたえてもらえるの?」とたずねた。
おじいちゃんは、ほほえみながら言った。
「たいていの祈りは、実際は問いかけになっていないからね。それに、心を静めているとわかるんだが、祈りというのは、祈りそのものがこたえになっているんだよ。木や風や水のように世界を変えるために私たちがあるのではなくて、私たちを変えるためなんだよ。だって、私たちが変わるっていうことは、世界が変わるって言うことじゃあないか」
 おじいちゃんとぼくは、それからも、何度も散歩に出かけた。そして、ぼくはいっしょうけんめい、大地の祈りを聞こうとしたのだけど、どうしても、ぼくは、聞こえてきたという確信が持てなかった。
 ある日、おじいちゃんは亡くなった。ぼくがどんなに祈っても、おじいちゃんは帰ってこなかった。帰ってくることができないのだ
 ぼくは、祈って祈って祈って、こうこれ以上できないというほど、いっしょうけんめい祈った。
 それから長いこと、ぼくはお祈りをやめてしまった。おじいちゃんのいない世界なんて、ぼくには暗くて寂しいものだった。
 ある日のこと、ぼくは散歩に出かけ、空高くのびた木の下で、大きな岩を見つけると、そこに腰を下ろした。ぼくの頭の上で、枝が風にそよぎ、木の葉が静かに音をたてた。近くを流れる小川のせせらぎが聞こえ、コマツグミがニオイニンドウの枝で歌っていた。
 その時、ぼくには、風や鳥や水の流れの音の中に、何かが聞こえてきた。ぼくは、祈りを聞いたのだ。
 大地が祈っていた。おじいちゃんが言っていたように。
その祈りに合わせて、
ぼくも「ありがとう」と祈った。
「大きな木、きれいな花、じっとして動かない岩、さえずる小鳥たちよ、ありがとう。とりわけ、ぼくのおじいちゃんありがとう」と
ぼくが祈っていると、何かが変わってきた。そして、おじいちゃんが、すぐそばにい
るように思えてきた。
ひさしぶりに、また、世界がぼくにとって、本当に素晴らしいものになった。


14:30/130分{たっぷりどっぷり自然の中へ}玄関前
活動の概要 ネイチャーゲームで自然の中へたっぷりどっぷり浸かります。
準備物   □ゲーム道具/参加者○筆記用具○バンダナ
流れ
1.班ごとに集合(カウンセラー)
※テーマソング
2.ネイチャーゲーム
 @はじめまして60分(全体で一斉に/名越)
 A木の葉のカルタ取り30分(A宮本B名越C大津D秋山 のグループで)
 B目隠しいもむし40分(班ごとに)
3.終了したら次の会場へ移動(カウンセラー)
スタッフの次の準備 ○夕べの集いの準備
 
報告
全員が玄関前に集まって、名越さんの指導で、まずは、「はじめまして」を行いました。今回の参加者は、わんぱくキャンプ関係が約半分、今津関係が約半分という構成になっていましたが、みんな楽しくお互いのことを聞きあっていました。
 2番目のネイチャーゲームは、「木の葉のカルタ取り」でした。4つのグループに分かれて、班対抗で元気よくにぎやかにやりました。
 子どもたち自身に木の葉を集めさせたグループ、自分たちで葉っぱの名前を付けたグループと子どもたちに興味を持たせる工夫を行いました。
 「木の葉のカルタ取り」で、自然と仲良くなってきたところで、自然と直接ふれあうために、班に分かれての「目隠し芋虫」です。低学年が多い中で、目隠しのバンダナがゆるみはじめると「目隠しがとれるとおもしろくないから、リーダー目隠しをちゃんとして」という具合に、子どもたちは真剣に自然と関わっていました。


16:40/20分{夕べの集い} 友情の広場(川上)
活動の概要 夕べの集いで、人間関係を確かなものにし、活動の振り返りをします。
準備物   □ゲーム道具/(参加者)○前活動のままで
流れ
1.開会宣言
※テーマソング
2.健康観察(カウンセラー)/子ども達の体調を調べます。
3.振り返り(  )/今までの活動の感想を引き出します。
4.仲間づくりゲーム(   )/ゲームを使って子ども達の人間関係を確かなものに
5.次の活動のインフォメーションと閉会宣言(  )
※夜の活動は、防寒の準備を十分しておくことを説明します。
 
報告
 子どもたちに、楽しかったか、友達はできてきたかといったことを聞いてみました。「もうすこしかな?」という感触だったので、班で、自己紹介をここに取り入れてみました。自己紹介をしていく中でだいぶん子どもたちの心もほぐれてくる様子がわかりました。やはり早い時期に班での自己紹介を取り入れて仲間意識を作っておくおくことが必要です。


17:00/60分{夕食} 食堂(カウンセラー)
活動の概要 夕食、ベッドメイキング、休憩時間
準備物   特になし
1.夕食
2.ベッドメイキング/事前にすませておきます。チャレンジバイチョイス
※ベッドの場所は自由に選ばせる。ただし、ベッドの配置図に寝る場所に名前を記入させて、カウンセラーはそれで確認する。
3.休憩 

18:00/180分{ファンタスチックナイト}玄関前(    )レク広場&グランド
活動の概要 星空観察(ファンタジースター)、夜のネイチャーゲーム、イニィピーファイヤーで夜の自然の楽しさを満喫します。
準備物   □ゲーム道具□発熱剤/参加者○懐中電灯○寒くないように防寒を十分に
流れ
1.班ごとに集合(カウンセラー)・発熱剤を渡す
2.夜の世界への導入 (   )/夜の恐怖心を取り除くように
3.ファンタジースター約30分(全体で一斉に/宮本、サブ宗方)/
4.カメレオンゲーム90分(A宮本B名越C大津D川上  )/施設近くと山の中の2〜3パターンを作り、どこに行くかは参加者に選ばせる。チャレンジバイチョイス
※13人前後を1グループとして、イニィピーファイヤーの指導者は、人数に分かれてカメレオンゲームのグループに分かれてはいる。
※カメレオン終了後、それぞれでイニィピーのグループに分かれる。
5.イニィピーファイヤー60分(川上、宮本、大津、秋山)/グループごとに小さな火を囲んで黒い鍋風に
※始める前にストーリーテーリング(お話)で、雰囲気を作る。/参考のお話→「願い」
6.イニィピーが終了したとこから宿舎へ戻る/名簿票を張っておき、帰った人は名前にチェックをして確認をきちっとする。(イニィピー指導者)
報告
 18時、夜空を見上げてみました。空は暗くなりかけ、星も見え始めてきました。しかし、今回のメインである東の空の地平線付近にうっすらと雲がかかってきていました。少し心配です。
 18時半、予定の時刻です。子どもたちが集まったところで、寒さ対策に発熱剤を渡しました。その後、ファンタジースターの会場に出かけました。が、なんと東の空は雲で覆われています。一番明るい木星さえ見えません。冬の代表格であるアンドロメダは当然見えません。さらにほとんど新月にもかかわらず、雲が街の光を反射してやけに明るいのです。当初は、天空の星空を見て地上の星を見る計画でしたが仕方がありません、地上の星に火をつけて、星座の話をしました。ところがなんと、予定の時間が終わろうとした頃、雲が晴れてきたのです。そのことが結果的にはよかったようです。地上の星で最初に星座の形がわかっていたので、子どもたちは興味を持って、すぐに星座を見つけることができました。「天空の星、地上の星」をやるときには、最初日常の星を見せてから天空の星を見せた方がよいようです。
 もうすっかり暗くなってきました。さあ、「カメレオンゲーム」です。4つのグループに分かれて森の中へ入っていきました。最初、「怖い」とか「一人じゃいやだから二人で一緒に隠れよう」、「早く見つけてほしいからわかりやすいところに隠れよう」といっていた低学年もいざ隠れるとなると、本気になり、探すグループがやってきてもじっとして石や木になっていました。
 夜の最後は、イニィピーファイヤーです。宮本さんは、小さなくぼみで行いました。私は、さらに森の奥の広場で行いました。低学年が多い中で、ねらい通りのことができるだろうかと内心は、少し心配していましたが、子どもたちからは、自然に対して深い関心を持った言葉がでてきましたし、目を閉じてのイメージ(目を閉じた状態で星空をイメージする、空の上から地球を見るなど)も十分にできていました。「これならいける」と自身がでてきました。何よりも子どもたちがこちらの言葉がけに素直に反応していてくれたので、心理状態がよくわかり、かえってやりやすかったです。
●ちょっと課題点
 森の中に入っていったので、広場は火が燃える心配はなかったのですが、途中にブッシュがあったので少し心配でした。火の始末は、水を用意していなかったので土をかけて消化しました。しかし、台にしていた金属のお盆が熱くなっていましたので、もって帰るときにたき付けに使った紙で持たなければなりませんでした。そして、こぼさないように細心の注意をしながら歩いていかなければなりませんでした。火の始末のために少し時間がかかったので、もう一人のリーダーに子どもたちをつれてかえってもらいました。また別のグループでは、たまたま木の枝が太くて、点火に時間がかかりました。施設の近くで行ったグループは、施設の明かりや声が気になったようです。
 ・行う場所をよく考えてておく。・枝の準備は丁寧に。・消火のことを考えて、水などを用意しておく。・持ち帰るときに安全なようにふたのできる底の浅い金属缶などを台に利用する。・熱のことを考えて、皮手や軍手などを準備しておく。・リーダーはできれば二人体制で。


 21:00{今日はお休みなさい} 宿舎(カウンセラー)
活動の概要 就寝準備、就寝
流れ
1.宿舎に戻ったとこから入浴/入浴者は、体を十分に拭いておくこと。
2.10:00頃 今日の反省、健康観察/子ども達の体調を調べておきます。(カウンセラー)
※寝ている場合は、ベッド確認表で確認。
3.就寝準備、就寝
22:30 リーダー室(進行;川上)
活動の概要 スタッフ会議
準備物   □会議用の飲み物(  )
流れ
1.今日の活動についての反省  2.子ども達の様子
3.明日の活動の調整      4.その他     5.自由交流
報告



 
1月13日(日)

06:30/90分{鳥たちの世界へ出かけよう} 玄関前(  )
活動の概要 バードウォッチングをテーマとしたアクティビティ。バードツアー
流れ
1.起床、洗面、荷物整理、健康観察(カウンセラー)
2・班ごとに集合/玄関前
3.開会宣言
※テーマソング
4.朝の挨拶、今日の連絡(川上)/スケジュール、集合場所などについて
5.バードツアー(班ごとに)
6.閉会/宿舎へ移動(カウンセラー)
スタッフの次の準備 ○次の活動の準備(    )
 
報告
 突然、施設の方から子どもたちに独楽回しを見せてやりたいというお申し出がありました。うれしいような……。せっかくの申し出、お受けすることにしました。ということで6時30分スタートを6時45分に変更していたのを6時30分に戻しました。独楽回しのいろいろなテクを見せてもらって子どもたちは喜んでいたようで、あいた時間に独楽回しに挑戦している子もいました。
 さて、バードツアーに出かけると、鳥たちの姿をたくさん見ることができました。鳥の鳴き声はもっともっとしていました。結構鳥の姿を見つけると子どもたちはうれしがっていました。バードツアーの流れは、グループの子どもたちの状況によっていろいろと変わっていたようです。鳥の声を中心にしたサウンドマップを中に取り入れると結構子どもたちが集中してうまくいったようです。私のグループは、施設の玄関をでたとたん、鳥の姿を見るは、鳥の声を聞くは、で施設の周りで行いました。
 バードツアーからの帰りには、クラフトに使う材料を集めながら帰りました。子どもたちは、ああしようとか、これを使おうとか、これかわいいとかいいながら材料集めに熱中していました。


8:00/60分{朝食} 食堂
活動の概要 朝食
準備物   特になし
流れ
1.食事
2.次の活動のインフォメーション
3.部屋の後かたづけ(カウンセラー)

09:00/90分{自然からのおみやげ}大研修室(玉木)
活動の概要 ネイチャークラフト/自然物を使ってクラフトを作ります。
準備物   □クラフト道具/参加者○特になし
流れ 検討中
1.集合
※テーマソング
2.作り方の説明と材料集め(全体で)
3.クラフトの制作(班ごとに)
●リース、木の実のトトロ人形、自然物を使った動物、ストーンペインティングなど
スタッフの次の準備 ○昼食の準備(     )
 
報告
 8時45分。まだ食事をしている子どもたちが何人かいました。ということで、9時スタートを9時30分スタートに変更しました。ところがみんなががんばって、ほとんど9時過ぎには、子どもたちは遊んでいる状態になっていました。しかし、その姿があまりに楽しそうだったので、9時30分スタートのままでいくことにしました。結果的には、それまで子どもたちにあまり自由時間がなかったのでよかったようです。もっとも、これから後の時間は、かなり狂ってしまったのですが。
 クラフトは、子どもたちはいろいろと工夫をして自然の額縁づくりに取り組んでいました。まず、木や草の絵を描く人、木の葉の葉拓を作る子、ステンシルに取り組んでる子、いろいろいました。そしてその周りを集めてきた木の実や枝などを使って飾り付けます。子どもたち自慢の作品ができあがったようです。


10:30/150分{自然の中で料理を作ろう} 炊事場
活動の概要 野外炊飯/バーベキュー
準備物   □炊飯セット□食材/参加者○軍手○箸
流れ 
1.昼食づくり、会食、後かたづけ(班ごとに/カウンセラー)
2.班ごとに自由時間(カウンセラー)
 
報告
 結局、バーベキューは11時からの開始になりました。結構食材がたくさんあって、かなり残ったようです。スタッフもおなかいっぱいで、やっぱり処分しなければならない食材ででてきてしまいました。低学年が多かったので、焼くところは結構スタッフがやっていたようです。でも、子どもたち同士の話で、「なんかスタッフにばっかりやってもらっていて、悪いなあ」というのが聞こえてきたときには、感激してしまいました。


13:00/120分{感動をいつまでも}玄関前(     )
活動の概要 ネイチャーゲーム●森のお話(できたものを絵本にしてHPにのせる)/大地の窓
 今回の活動の思い出、感動をより確かなものにします。
準備物   □カード□熊手各班3本□大きいナイロン袋/参加者○筆記用具
流れ
1.班ごとに集合(カウンセラー)
※テーマソング
2.森のお話70分(全体指導/    )/森を題材にして物語を作る。できたお話は川上が集める→後日絵本やアニメにしてホームページにのせる
※班ごとに1つの物語をつくるor好きな人と4〜6人ぐらいのグループを作る
3.大地の窓50分(ABCDEのグループごとに)
※各グループで落ち葉集めから
4.終了。
スタッフ次の準備 ○荷物の整理(    )
 
報告
 午後の活動は、14時からになってしまいました。時間がないので、「森のお話」と「大地の窓」の二つをやるのは少し無理がありました。そこで、どちらをやるかを子どもたちにチョイスさせて、同時進行でいこうと判断しました。子どもたちに投げかけてみると、ほとんどの子どもが「大地の窓」を選び、「森のお話」をやるには人数的にはかなり厳しいものがありました。そこで、「森のお話」を選んだ子と相談して、全員「大地の窓」をやることにしました。(※お話を作るのはとっても楽しいのになあ……グシュン(;_;)。)
 最初宮本さんの指導で、PAをつかい、雰囲気作りと仲間づくりを行いました。4つのグループに分かれて「大地の窓」をはじめました。最初のチョイスの時に、どんな活動をやるのかわからなかったのか、木の葉の中に埋もれるという説明を聞いて、いやがる子もでてきました。ところがほかの子どもたちが楽しそうに木の葉に埋もれている姿を見ていると、やりたい気持ちになったようです。そして実際にやってみると、楽しかったようで喜々とした顔をしていました。私たちもそうですが、子どもたちもイメージだけで物事を判断してしまいます。しかし実際に体験をしてみるとその楽しさやイメージとの違いに気がつきます。子どもたちにより多くの体験ができる場を提供していくことの大切さを感じました。


15:00{片づけ} 宿舎(カウンセラー)
活動の概要 部屋の片づけ、荷物整理
準備物  特になし
流れ
1.部屋の片づけ、荷物整理
2.できたら荷物を持って大研修室へ移動
スタッフの次の準備 ○閉会式の準備(    )
15:30{さよなら}大研(山崎)
活動の概要 閉村式
流れ
1.班ごとに集合(カウンセラー)
2.閉村式開会の言葉
3.テーマソング(宮本)
4.主催者代表挨拶(宮本)
5.スタッフからの感想(カウンセラー) 
6.子ども達の感想
7.閉会の言葉(  )
8.別れの歌/ありがとうをあなたに(    )
9.解散及び見送り(スタッフ全員で)
 
報告
 宿舎の掃除や後かたづけはほとんどすんでいたので、すぐに閉会式に入りました。とはいえ、時間がのびていて、16時前になっていました。保護者のみなさんには、ずいぶん待たせる結果になってしまいました。反省、反省。
 宮本さんが、開会式の時に読んだ絵本をもう一度読みました。子どもたちは、集中して聞いています。はじめに読んだときとは目の輝きが違いました。今回のイベントのねらいは達成できたようです。大成功でした。子どもたちから、「またあったら教えてね」という声を聞きました。大成功、大成功。


16:30 最後の後かたづけ(スタッフ全員で)
 17:00{反省会} 喫茶店・
活動の概要 今回のイベントの大まかな反省
報告
 片づけが終わって、施設の近くにある喫茶店で今回の反省会を行いました。今回の成果、課題がたくさん出てきました。何はともかく、スタッフのみなさんご苦労様でした。そして、参加してくれた子どもたちありがとう。またお会いしましょう、そして参加できなかったあなた、楽しいですよ。次回のイベントには是非ご参加ください。


 
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ファンタジースター(天空の星・地上の星)
天空の星と地上の星の美しさを鑑賞します。
段階 カラス発案 大分のネイチャーゲームグループ/構成 川上雅弘

1.ねらいと概要
 地面に鏡に映した星座の形を作り、天空の星と地上の星の美しさを鑑賞しながら、星座について知り、星への関心を深めます。
2.実施の適正条件
A−地形条件:星の見える広場B−グループ人数:何人でも
C−対象年齢:誰でもD−季節と時間帯:星の見える夜
E−実施時間:30分〜60分F−開始時の隊形:できれば広場の見える小高い位置か広場の端に

※リーダーと補助員が必要です。
3.用意するもの
・事前に竹筒または空き缶にろうそくを入れたものを鏡に映したその日の実施する時間の星座の形に並べておきます(星座早見があるとよい)
・バーベキュー用の長いガスライター・懐中電灯
4.実践解説
 
5.ゲームの手順
@夜暗くなってから、広場の端かできれば広場が見える位置に集まります。
Aリーダーは、懐中電灯の光を空に向けて何か一つ星座の説明をします。(最初は、北斗七星かカシオペヤ座がいいでしょう。)
Bリーダーは、説明が終わったところで、懐中電灯の光を地上におろしていきます。補助員は、説明された星座のろうそくに火をつけます。
C同じようにして星座の説明をし、地上のろうそくに火をつけます。
※火をつけてから空の星をみてもよい。
D最後に、天空の星と地上の星の美しさを鑑賞します。
6.安全・健康対策
・暗いのでつまずいたりしないように気をつけます。
7.指導上の留意点
・その季節にあった星座を選びます。
・夜の暗さに目が慣れるようにできるだけ参加者は懐中電灯を使わないようにします。

冬の星座

@南東の空にある3つ並んだ星を見つけます。続けてそれを囲む4つの星を見つけます。(オリオン座)
Aオリオン座の左下の星と右上の星を結んでいくと、明るい二つの星があります。左側の星が双子座になります。
Bその星のさらに左をみると、頭の真上との真ん中ぐらいに明るい星があり五角形の形があります。(ぎょしゃ座)
C今度は、天頂から北の方に目をやっていくとWの形があります。(カシオペヤ座)
Dカシオペヤ座を元にして北極星を見つけます。
※北の方には、北斗七星のひしゃくが見えます。
Eカシオペアから南東(北極星と反対側)に目をやると、四角形があります。(ペガスス座)
※さらに天頂に目を向けると真上にアンドロメダ座があります。
F西の地平線をみると夏の第三角形が見えています。

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イニィピーファイヤー
小さな火を囲んで自然から感じたことを分かち合ったり、自然との一体感を感じたり、自然への感謝の気持ちを表します。
段階 イルカ発案者 川上雅弘

1.ねらいと概要
 この活動は、ネイティブアメリカンのスエットロッジの儀式をネイチャーゲーム用に作り直したものです。夜、小さな火を囲み、自分が思っていることを素直に話したり、自然との一体感を感じることで、自然に対して感謝の気持ちを持つことを大切にしていきます。
2.実施の適正条件
A−地形条件:森の中B−グループ人数:8〜10人
C−対象年齢:小学生以上D−季節と時間帯:夜
E−実施時間:30分〜60分F−開始時の隊形:火を中心にして円形

3.用意するもの
・よく乾いた小枝人数分×4+10本以上・焚きつけようの紙・火をつけるマッチかライター・あれば香木、お香、ハーブなどのにおいのでるもの
4.実践解説
 
5.ゲームの手順
@ティーピー状に組んだ火床を囲むようにして、円形に座る。
※小枝を人数分一つの山として4つの山に分け、リーダーの前に置いておきます。そして、残りの小枝でティーピー状に火床を組みます。
A開会宣言
「これから私たちの住んでいる大自然に感謝してイニィピーファイヤーを始めます。オール マイ リレーションズ」
B第1ステージ/テーマソングを歌う
※テーマソングはその参加者や場所にふさわしいものを選んでおきます。事前に練習しておくとよいでしょう。
、リーダーが、火床に火をつけます。
、「小枝をみなさんにまわしていきますので、この自然が一つにつながるように、私たちが自然とつながるように オール マイ リレーションズ といいながら小枝を1本火の中に入れて、隣の人に渡してください。」
、リーダーは、第1の小枝の山を取り、「オール マイ リレーションズ」といいながら中から1本火の中に入れて小枝の山を隣の人に渡します。
、渡された人は、「オール マイ リレーションズ」といいながら小枝の中から1本火に入れて隣の人に渡します。
、この後で自然に関する話をしたり、物語を読んでもよい。
、全員が終わったら、「テーマソングを歌いましょう。一緒に歌ってください。」
、テーマソングをみんなで歌います。
C第2ステージ/シェアリング
、「再び小枝をまわしていきますので、今度は、あなたが日頃思っていること、今日の活動で感じたことを小枝を1本火の中に入れながら話してください。話が終わったらオール マイ リレーションズといって、小枝を隣の人に渡してください。」
、第2の小枝の山を取り、リーダーから始めていきます。
D第3ステージ/ブリージング&イメージング(呼吸と自然との一体感)
、「オール マイ リレーションズといいながら小枝を1本火の中に入れてください。」
、第3の小枝の山を取り、リーダーから始めていきます。
、(呼吸法の練習)全員が終わったら、
・「静かに目を閉じて、体をリラックスさせてください。」→「ゆっくり、おなかの中の息を出すように口から息をはいてください。」→「大自然のエネルギーが入ってくるように思いながらゆっくり口で息を吸ってください。」→「ゆっくり息をはいてください。」→「ゆっくりすってください。」→「このままこの呼吸を続けてください。」
、しばらく静かに呼吸を続けます。
、(イメージング)自然と一体になるようにイメージを広げていきます。
・「あなたの足下を想像してください。暖かいですか、冷たいですか、感じてください」→「あなたの周り1mくらいを想像してください。地面の様子はどうですか、風はどちらから吹いていますか、感じてください」→「今あなたがいる場所全体を想像してください。どんな木や草がありますか。何か生き物がいますか。」→「もっともっと広い場所を想像してください。この自然は、何かあなたに語りかけていませんか、自然の心を感じてください。」
、しばらく個人個人で自然との一体感を感じさせてから、「それでは静かに目を開けてください。」
E第4ステージ/自然への感謝
、「小枝をまわしていきますので、自然への感謝の言葉や誓いをいいながら小枝を1本火の中に入れてください。話が終わったらオール マイ リレーションズといって、小枝を隣の人に渡してください。」
、最後の小枝の山を取り、リーダーから始めます。
、全員が終わったら、テーマ曲をリーダーが歌い始め、みんなで一緒に歌います。
F閉会宣言
「これでイニィピーファイヤーを終わります。」
※火の始末をして静かに解散します。
6.安全・健康対策
・火の後始末は、確実にしておきます。
7.指導上の留意点
・リーダーが小枝を入れるときに、香木や、お香、ハーブなどの香りのするものを一緒に火の中に入れると雰囲気がでてきます。
物語の参考:【願い・自然】
 ある村にその子はすんでいました。そして村はずれの森に一人のおじいさんが住んでいたのです。
 その子はおじいさんがとっても好きでした。だって、おじいさんは優しかったし、遊びにいくといつもいろんなことを教えてくれたのですから。
 ある時、その子は一本の大きな木の前でおじいさんに聞きました。
「ねえおじいさん、どうしてこの木はこんなに大きくなったの?」
 おじいさんは、にっこりと笑いながら答えました。
「それはね、この木が大きくなりたいと願ったからなんだよ。」
 おじいさんは、赤い花を指さしていいました。
「ほらみてごらん。とってもきれいな花じゃないか。こんなにきれいなのは、この花が赤くてきれいな花でありたいと願っているからなんだよ。」
「鳥は鳥であることを願い」
「チョウはチョウであることを願っているんだ。」
 おじいさんは、空を見上げていいました。
「ほら、なんて青くて広い空なんだろう。それが願いというものなんだよ。」
「空には白い雲が浮かび、雲は雨を降らすだろう。それが願いというものだ」
「雨は川となって流れ、大地をうるおしてくれる。それが願いというものなんだ。」
「小さな命が生まれ、やがて大きな森になっていくだろう。それが願いというものだ」
「森には、たくさんの花が咲き誇り、たくさんの生き物たちが暮らしていくだろう。それが願いというものだ」
「すべてのものは願いによって生まれ願いによって育てられていく。願いなさい。すべてはそこにあるのだから。」
 その子どもはやがて町の学校へ通うようになりました。そしていつしか願うことを忘れてしまいました。 そして、長いときがすぎていきました。
 ある時、一人の青年がその森にやってきました。青年は、大きな木の前でふと立ち止まりました。
 そこに願いを見つけたのです。
>>「願い」のアニメ絵本をみる

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バードツアー
鳥たちと友達になりましょう
段階 カラス発案  川上雅弘

1.ねらいと概要
 バードウオッチングや聞きなし、バードコール、止まり木などのいろいろな技法を使って鳥たちと友達になります。
2.実施の適正条件
A−地形条件:森の中B−グループ人数:4〜8人
C−対象年齢:誰でもD−季節と時間帯:早朝から
E−実施時間:40分〜80分F−開始時の隊形:班ごとに

3.用意するもの
・バードツアーをするコースの地図(指導員がガイドする場合は、特になくてもよい/コースの最後に広場のある場所を選ぶ)・小鳥のお話カード・筆記用具・木の棒(コースの途中で拾えばよい)・双眼鏡があれば用意しておく(なくてもよい)
4.実践解説
 
5.ゲームの手順
@コースとやり方の説明をします。
、これからコース図に(あるいは、リーダーに)従って歩いていき、鳥たちと仲良くなりましょう。仲良くなる方法をいくつか用意しましたので、その方法を試してみてください。
、まずとっても大切なことは、鳥たちを驚かさないことです。鳥を見つけたら、声を出さないようにして、手のサインでグループの人にあなたが感じたことを教えてあげてください。※リーダーが見本を見せるとよい/サイレントウオークを参考に
、次に鳥の動きをよく見てみましょう。そして鳥の動きをまねしてみましょう。鳥たちの気持ちがわかってきますよ。最後に、どんな動きをしていたか教えてください。
、鳥の声が聞こえたら、どんなお話をしているか聞いてみましょう。昔の人は、ツバメが鳴くのを「土食うて虫食うてしぶーい(チュチュビチュチュビジクジクジビー)」と聞きました。鳥の鳴き声を言葉に直すことを 聞きなし といいます。あなたもどんな風に聞こえるか聞いてみてください。そして、それを小鳥のお話カードに書いておいてください。もちろん言葉に直せなかったら、聞こえたとおりに書いてもいいですよ。
Aコースに従って、鳥を探しながら進んでいきます。
Bコース最後の広場に集まったら、鳥たちを呼び寄せてみる活動をします。
、止まり木とバードコールの説明
・木の棒を1本たてて、その木の棒に鳥をとまらせてみましょう。
・こつの一つは、近くに気がない広場に座ります。
・体をできるだけ小さくして座り、肌が見えないように服などを覆います。
・心は、石か、草になった気持ちになります。
・鳥の姿が見えたら、「ピシッピシッピシッ」と息を破裂させるように出してみましょう。これをバードコールといいます。何回か続けたら、しばらく静かにして鳥の様子を見てみましょう。よってこないようでしたら繰り返してみます。
※何回か練習するとよい。
、各自場所を探して止まり木とバードコールの活動をします。
Cリーダーの合図で集合します。
D振り返りをします。
、鳥の動きの様子をやってみてもらいましょう。
、鳥がどんなお話をしていたかカードに書いたことを発表してもらいましょう。
、この活動で感じたことを話してもらいましょう。

6.安全・健康対策
・迷子になったり、藪の中に入り込まないように気をつけます。
7.指導上の留意点

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森のお話
森の中にある自然物をもとにして、グループでお話を作ります。
段階 イルカ発案者 川上 雅弘

1.ねらいと概要
 自然物や風景などを見て、イメージを広げていき、グループでお互いのイメージを共有しながら、グループで協力して一つのお話を作ります。
2.実施の適正条件
A−地形条件:どこでもよいB−グループ人数:1グループ4人前後
C−対象年齢:小学生からD−季節と時間帯:いつでも
E−実施時間:40分〜60分F−開始時の隊形:グループごと

3.用意するもの
・ストーリーカード、筆記用具
4.実践解説
 野鳥の森で、地域ネイチャーゲームの会が終わった後、豊かな自然をもう少し楽しもうということで、少しその森を散歩することになりました。大きな岩があったり、キツツキがあけた穴がたくさんある木があったり、池があったりしました。木の中程におもしろい形をしたこぶのある木を見たとき、誰からともなく「なぜあんなところにこぶができているんだろう?」という声が出てきました。そこでこの「森のお話」というアクティビティをすることにしました。
 「あのこぶは何の形に見えますか」と問いかけてみました。その形は大きな顔2つと小さな顔1つの3つの顔に見えました。「なぜあんなところに顔の形をしたこぶができたんだろう?」とさらに問いかけてみますと、予想通りの「虫が入った虫こぶじゃないかな」という答えが返ってきました。そこですかさず、「そうじゃないんです。実はある家族の悲しいお話があるんです」と返し、「みんなでどんなお話か考えてみましょう」と投げかけました。
 お話の基本は「起承転結」というパターンで作られていることを話した後、一人の人を指名し、「いつ頃どんな人がいましたか」と聞いてみました。その人は「昔々、3人の家族が住んでいました。」と答えてくれました。次の人に「その家族はどんな仕事をし、生活ぶりはどうでしたか」と聞きますと、「大変働き者の木こりで、その当時としては裕福な生活をしていました」と答えてくれました。さらに別の人に、「さてそこで何か事件が起こったんですよね。それはどんな出来事でしたか」と話を向けると「木こりが木を切っていると、熊に出会いました。その熊は自分のすみかの森の木を切る木こりに腹を立てたのか、突然木こりに襲いかかってきました。木こりは一生懸命逃げました。でも熊は木こりを追いかけてきました。木こりは家に逃げ帰りましたが、熊は家の中まで追いかけてきました。木こりは家族と一緒に逃げました。そしてここまで逃げたときとうとう熊に追いつかれてしまったんです。」と続けました。そこで私が、「いよいよ結末の部分です。」「木こりは家族とともにこの木の上に逃げました。でも熊は木の上まで追っかけてきます。もうだめだと思ったとき、木こりの家族を哀れと思った森の神様が木こりの家族を木のこぶに変えたのです。」と話をまとめました。今の話の作り方をもとにして、グループで「森のお話」を作ろうと投げかけました。
 あるグループは、鯨の形に見える大きな岩を使って、「山に登った鯨」というお話を作りました。また別のグループは、キツツキがたくさん穴をあけている木を見て「キツツキとリス」というお話を作りました。
5.ゲームの手順
@ グループに分かれ、ストーリーカードを渡します。
A お話の作りかたについての簡単なレクチャーをします。
  このとき簡単な見本を見せながらやります。
、グループで何か気になるになる自然物や風景、場所を決めます。
、決めたもので、どんなお話を作るかテーマあるいは題を決めます。
例えば ・この木がこんなに曲がったのはなぜか
     ・ここにやってきた少女と動物たちの心の交流
     ・ここを守るために努力する人たち     など
、主人公や必要があれば登場人物をはじめに決めておきます。また、どの場面からでてくるかを決めておきます。
、グループで、担当するお話の場面を分担します。
  起(お話の始まりは、いつのことで、どんなものが登場して、どんな様子であったのか。)
  承(どんな様子であったのか、じけんがおこるまえのことを詳しく書き、雰囲気を作ります。)
  転(変わったことや、何か事件が起こります。テーマに迫ったお話を作りましょう。)
  結(結末はどうなったのかをまとめます。)
○人数が少ないときは、一人が何場面かを担当したり、人数が多いときは、1つの場面を分けて担当します。
○朗読する人、お話をメモする人、お話づくりの司会をする人などを決めておきます。
、自分たちが決めた自然物を見て、「起」の場面の人は、お話の出だしを考えて発表します。その発表から「承」の場面の人は、お話の続きを考え発表します。「転」の場面の人は、テーマに迫るお話を考えます。「結」の場面の人は、結局どうなったのか結末を考えます。
B それぞれのグループで、自然物を見つけ、テーマや題、役割を決め、お話を作ります。
C 全グループお話ができたら、それぞれのグループの場所で、作ったお話を発表します。
D お話を聞いた感想などを述べあいます。
6.安全・健康対策

7.指導上の留意点
・素直な気持ちで書けばいいことを伝えておきます。
・役割はあくまで目安で、ドンドンお話を作る人などがでてきたら、その人の個性を生かしましょう。
・話を作りやすい雰囲気を大切にします。
・特に見本の部分を大切にし、どんなお話を作ってもいいんだという雰囲気を作り出します。

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